かもとかち

自分と対話します。

終わりの始まり

 今週の金曜日から精神病棟に入院することが決まった。

 実際に細かいことが決まっていくと正直かなり怖くなってくる。剃刀は電動のもののみ使用可能なのは恐らくそれで自傷する人がいるからなのだろう。持ち物やお金は患者側は管理できないようになっていると聞いてどれくらいの自由が許されるのだろうかと不安になってしまう。

 携帯は使ってもいいんだろうか。図書館はあるんだろうか。新聞くらいは置いているんだろうか。外界から遮断されるための入院なのだからそんなことむしろない方がいいのだろうけど、何も頭に入れない状態になると昔の辛いこととか考えがぐるぐると止めどなく駆け回ってしまう。

 まぁそれを治すための入院なのだから仕方がないのかもしれないけど。今までそういう不安から逃げるために、ずいぶん遠回りをしてきた。自分自身を見て見ぬふりをしてきたツケが遂に今、払わされるのでしょう。

 

 こういう状態になってから今まで築き上げたものをすべて手放して連絡先も消して下宿も引き払い、SNSやpixivみたいな公開していた創作物もすべて消した。僕は浅はかにも漫画家を目指していたのだけど、先日、お世話になっていた編集の方にも筆を折る旨を伝えた。悲しいのは最近雑誌に載せていただいた読み切りが、今度はネットにも載せてもらえていることだ。今現在も公開されている。一か月くらい載るみたいだけど、せっかくここまでしてくれたのにこんな半端にリタイアしてしまう自分が本当に情けない。

 それでもなんとなく繋がりがほしくて放置していたブログを書き始めたわけだけど、結局入院でインターネットが禁止されることになったら元もこうもないな。せっかく恥も外聞も捨てて自分の全部をさらけ出してやろうと思ったのに。

 人生記録は誰も見てなくても最後まで書ききりたい。もう半端なのは嫌だ。いつも半端に投げ出してしまうからこうなってしまった。

 もし入院先でブログが書けないのなら頭の中で書き溜めておこう。退院したら一気に書ききるんだ。そうしてうつ病やOD癖を病院で治したら社会の端でなるべく目立たないよう、1億人の一人として黙って静かに暮らします。