かもとかち

自分と対話します。

人生記録 その1

 大切なものがありました。
 とてもキラキラと輝いていて、胸の中では宝石のように大事に大切に、傷ついてしまわないように、そうっと指でなぜるように。本当に僕にとっては宝物だった。誰かに決められて値踏みされたわけでもない、自分自身の心で、想いで価値のあるものなのだと、それほど素晴らしいものを胸の中に抱いていた。
 けれど、今となってはどこにもなくなってしまった。
 自分の手ですべて捨ててしまったんです。
 僕は今、精神に少し問題がある人たちの輪の中の一員となって、社会復帰をするリハビリを覇気のない職員と患者たちに囲まれて、息を吸って辛うじて生きています。
 何故こうなってしまったのかというお話をしてもいいですか?したいんです。多分笑えるんじゃあないかな、人の不幸は蜜の味だし、思い返せば返すほど滑稽というか愚かというか……まぁ、ちょっとでも興味を持ってくれたり、楽しんでほしいよね。だってこれは、これだけは今でも思うんだけど、誰かのためになったり笑ってくれたりしたら最高に嬉しいんだもん。それだけはずっと変わらないんです。
 だからまぁ、なんというかこうしてブログでお話したいなと思ったんです。
 頭の悪いやつが中途半端に流れに逆らおうとして何者にもなれなかった転落するまでの本当にあった実話です。創作じゃないよ。八割本当です。