かもとかち

自分と対話します。

現実みろ

はい、退院しました。 精神病棟から退院しました。 おかげさまでなんつかぅかな、退院が決まってから安心しての後の生活はびっくりするほど病棟に馴染んでしまい、こうやって集団の一部の中に溶け込んでいくのはおっそろしいなあと思った。あと少しで基地が…

意味もなく悲しい。 もう悲しむことなんてなにもないのに

精神異常者VS精神異常者

精神病棟での入浴は週に二回しかない。入浴が行われるのは晩ではなく午前の9時からと朝早くに開始される。その日はみな扉の前に持参の風呂桶を置いて順番を作り、我先にと風呂一番乗りを目指す。 僕は彼らと同じ湯に浸かる気にはどうしてもなれなかった。シ…

暗い世界

不思議なことに、閉鎖病棟に入院してから生きたいという活力が湧いてきた。 ここに入る前は隙あらば死に方ばかりを模作していたというのに、今ではじっとしている時間がもったいないように思う。人生の大切な時間を無駄にしているような気がする。大切だと思…

デパスデパスデパス

担当医師に調子を聞かれたので、ありのままにここにいると精神が病むという話をした。とにかく呼吸が難しいし周りは恐ろしい、常に僕の精神はパニック状態にあり今にでも"発狂"ーーしちゃってもいいですか? すると先生は僕にデパスを処方してくれた。 今ま…

クソ精神病棟での日常。

精神病棟では何もすることがない。しなくてもいい、が正しいのかも知れないが、どちらかと言えばすることがないの方がしっくりとくる。 そうすると、否応なしに考えこんでしまう。本当の自分と向き合わなければいけなくなる。暇が過ぎると人間は余計な事に意…

精神病棟での夜

ふらふらと看護師に支えられて自分のベッドに倒れこんだ。めまいがひどく吐き気もあると伝えると、ここに吐けとおまるのような物を渡された。そのあとに血圧を図られて、ただの低血圧なので大丈夫ですねと看護師は言う。 おいおいお、大丈夫な訳がないでしょ…

精神科閉鎖病棟にて

とんでもねぇところに来てしまった。 精神病棟なんて、入院だなんて言ってもさ、今どき情報化社会なんだからそんな、よくイメージである発狂だとか、とにかくヤバい感じの、あれ、まさかそのまんまだとは思わなんだよ。 ここ数日過ごして、自分は全然普通の…

明日は入院

明日はついに入院だ。 年貢のおさ目処ってやつですね。本当に何の意味もない人生だった。これからも続くのがただ面倒で仕方がない。 電話で好きだった人から、みんなが心配しているよと言われた。僕が聞きたかったのは君が心配してくれているかだったんだけ…

人生記録 その4

小学校に上がってからも集団行動には馴染むことができなかった。それ以前に、決まった時間に決まったことをしなくてはいけないことがどうにもうまくできない。面倒でよく仮病を使っては学校をサボっていた。それでも不登校というわけではないのだからこの時…

人生記録 その3

新しい幼稚園は慌ただしかった。 広さ自体は前とさほど変わらないのに児童の数が前の場所と比べ3~4倍ほども多い。さらにその1クラスだけではなく、りぼん組だとかひまわり組だとかで複数にクラス分けがされている。何をするにもペースがあまりにも違い過ぎ…

終わりの始まり

今週の金曜日から精神病棟に入院することが決まった。 実際に細かいことが決まっていくと正直かなり怖くなってくる。剃刀は電動のもののみ使用可能なのは恐らくそれで自傷する人がいるからなのだろう。持ち物やお金は患者側は管理できないようになっていると…

人生記録 その2

最古の記憶は、まだ昼だというのに外がえらく薄暗くて、空から降る雪はあまりにも激しく風に乗り、横向きに叩きつけるように流れていた。 それでも僕らがいる幼稚園の中は外界から遮断されていて、今では田舎でもなかなかお目にかかれないタイプのストーブが…

人生記録 その1

大切なものがありました。 とてもキラキラと輝いていて、胸の中では宝石のように大事に大切に、傷ついてしまわないように、そうっと指でなぜるように。本当に僕にとっては宝物だった。誰かに決められて値踏みされたわけでもない、自分自身の心で、想いで価値…

日記

ゴールデンウィーク中に提出しなければならない原稿があってそれの作業をしようとデスクに座ってとうとう何の進展もないまま日にちが変わってしまった。 こうなってくるといよいよ生きていく必要性みたいなものがわからなくなってしまうのだね。続かず立ち止…

自己紹介1

今さらですが、すっかり自分のことをお話しようと思います。 多分、他の人よりいつも疲れています。 なんでこんなに朦朧として紙袋にあたまを突っ込んだかのような息苦しさを感じるのでしょうか。 原因はわかっているんですけどどうにも克服はできないでしょ…

小説1

題名『桃の形』 1 母に桃太郎という絵本を読んでもらいました。わたしはまだ、両の手で数えられる程度のお子様でしたが、その絵本のお話に心躍らされることはありませんでした。ですが、一つだけとても気に入っている部分があります。 それは、わたしの名前…